世界中でさまざまな仕事に携わる日産の従業員たち。その日々の仕事風景の1コマを「イノベーションを起こすヒーローたち」と題したアニメでご紹介しています。
前回は「光を読むプロフェッショナル」として、ライトの性能評価を担当するカイル・マータスを紹介しました。今回は、日本で働く二人の従業員のストーリーです。
電動化された未来を目指して
中島 有紀は、軽の電気自動車(EV)である「日産サクラ」のマーケティング担当です。最新のEVである「サクラ」の魅力をお客さまに知っていただくのが彼女の仕事。そして、100%電気で走るEVになくてはならないのが充電設備。その充電インフラの推進を担当するチームのリーダーが河田 亮です。河田は、日本全国の公共施設から集合住宅まで、お客さまがEVを充電できるスポットを一つでも増やせるよう日々取り組んでいます。
中島と河田は日々チームで議論して、さまざまな施策を考えています。どうしたらお客さまがEVを購入するにあたっての不安を払拭できるか。どうすれば快適にEVを運転していただけるか。そして、それをより多くのお客さまにお伝えするにはどうすればいいのか。時には日産の店舗に出向き、販売会社の皆さんに実際のお客さまの反応について尋ね、そのフィードバックに耳を傾けながら意見交換を行います。
「『サクラ』は、ゼロ・エミッションの軽自動車というこれまでなかったモビリティ。全く新しい層のお客さまに『サクラ』お届けするために、現場の生の声を聞きながらマーケティング施策を考えています」と中島は言います。
一方の河田は、日本全国で充電インフラをさらに拡充するべく、異業種のビジネスパートナーとも協業しながら、日々奔走しています。特に日本では、マンションなどの集合住宅に充電設備を整備することが大きな課題の1つ。河田はこの課題にも積極的に取り組んでいます。
中島と河田の業務はまさに表裏一体。より多くのお客さまに「サクラ」に乗っていただくためには、その魅力を伝えるマーケティング活動が大変重要です。同時に、インフラを整備する河田の仕事がなければ、今後より多くのEVを普及させていくことはできません。EVは環境に優しく、運転が楽しいクルマです。しかし、EVを商品としてお届けするだけでは十分ではありません。充電するためのインフラとセットで準備をすることで、はじめてEVのある生活をお客さまにご提案できるのです。
中島と河田は、将来に向けて同じ夢を語ります。
「日産は10年以上前に初代『リーフ』を発売し、電動化社会の実現に向けた取り組みを推進してきました。今後クルマの電動化はますます進みます。私たちの子どもや孫、もっと先の世代の人々にとって、世界がより住みやすく、サステナブルになることを願っています。」(中島)
「EVが社会を、世界を変えていきます!」(河田)