気候変動
カーボン・ニュートラル社会の実現に向けて
電動化・知能化・革新的なモノづくりの拡大で脱炭素化を推進
2015年、国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)は、世界の気温上昇を2度よりも「十分に低く」抑えることを掲げた歴史的な枠組みを採択しました。
COP21では、世界の温室効果ガスの排出量を出来るだけ早期にピークアウトし、今世紀後半には、人間の活動による温室効果ガスの排出と自然による吸収の均衡を達成することを目標としています。
また同じく2015年に国連が採択した「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核をなす「持続可能な開発目標(SDGs)」では、「目標13:気候変動に具体的な対策を」との目標が設定されています。
CO2排出量削減に向けた日産の取り組み
自動車産業は、CO2排出量の削減と、化石燃料への依存からの脱却に取り組むことが求められており、そのビジネス構造は大きく変化しつつあります。日産はグローバルな自動車メーカーとして、クルマの原材料の調達から輸送、走行時など、サプライヤーを含むバリューチェーン全体でのCO2排出量を視野に入れ、新たな技術開発を進め、再生可能なエネルギーを利用するなど、企業活動との両立を意識してCO2削減に取り組んでいます。
NGP2030における取り組み
2050年までに企業活動と製品のライフサイクルを通じてカーボンニュートラルを達成することにコミットしています。日産のカーボンニュートラルに向けた取り組みにおいては、車両の電動化と製造技術の革新が重要な役割を果たすと考えており、最優先事項のひとつとして取り組んでいきます。