2000年代

2000年代
GT-R R35

1990年代以来、自動車は一貫して「環境・安全技術」がクローズアップされ続けています。日産は2000年に、排気が都市の大気よりクリーンだという極・超低排出ガス車の「セントラCA」を米国カリフォルニア州で発売し、日本でも「ブルーバードシルフィ」(03年)が日本初の「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SULEV)」に認定されるなど、この分野での技術的優位性を発揮しました。
一方で、EV開発では、軽量なアルミボディの革新的な小型EV「ハイパーミニ」(EA0型)を2000年に発売し、大規模な実証実験を横浜市や海老名市で展開。お客さまの走行パターンや使い勝手といった貴重なデータを取得し、その後のEV開発への足掛かりとしました。
この時期の代表車種は、本格SUVとしてグローバル市場で大ヒットになった「エクストレイル」(00年)、わずかなブランクをあけて復活した「フェアレディZ」(02年)、革新的なクロスオーバーSUV「ムラーノ」(02年)、日本を含むグローバル市場でヒットになった新世代コンパクト「ティーダ」(04年)や「ノート」(05年)、スカイラインから分離独立してスーパースポーツカーへ進化した「NISSAN GT-R」(07年)などがあります。

2000年

1月
2月

ハイパーミニ EA0型

極超低排出ガス車「セントラCA」を米国カリフォルニア州で販売開始

ハイパーミニ EA0型

ハイパーミニ EA0型

3月
4月

米国日産自動車製造会社を北米日産会社に統合

5月

シルビア コンバーチブル

日産の販売会社にてルノー車の販売を開始

ルノーと、メルコスール(南米南部共同市場-アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイが加盟)における長期戦略を発表

6月
7月
8月
ブルーバード シルフィ G10型

ブルーバード シルフィ G10型

9月
10月
エクストレイル T30型

エクストレイル T30型

11月

セントラCAが「カリフォルニア州知事 環境・経済リーダーシップ大賞」を受賞

ブルーバードシルフィ搭載の1.8リッター(QG18DE)エンジン、RJCテクノロジー・オブ・ザ・イヤーを受賞

12月

2001年

1月

シーマ F50型 発売

↳ 世界初:「レーンキープサポートシステム」(直線路車線維持支援装置)を搭載

プリメーラ P12型

シーマ F50型

シーマ F50型

2月
3月

村山工場での車両生産を終了

4月

キャラバン E25型

軽乗用車のOEM供給についてスズキ(株)と基本合意

米国で新車両組立工場(ミシシッピ州キャントン)の建設を開始

日産自動車、高圧水素方式燃料電池車「Xterra FCV」の公道走行実験を開始

5月
6月

スカイライン V35型 発売

↳ 世界初:「アクティブシートクッション」を採用

スカイライン V35型

スカイライン V35型

7月
8月
9月
10月

ステージア M35型

ステージア M35型

ステージア M35型

11月
12月


2002年

1月

「アルティマ」が2002年北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

2月
3月

ムラーノ Z50型

ルノーの発行済株式の13.5%を取得

4月

モコ SA0型

軽自動車「モコ」発表、これにより軽自動車市場に参入

モコ SA0型

モコ SA0型

5月

エルグランド E51型

新3ヵ年計画「日産180」を発表

ルノーに対する資本比率を15%に引き上げ

6月
7月

フェアレディZ Z33型

フェアレディZ Z33型

フェアレディZ Z33型

8月
9月
10月

キューブ Z11型

キューブ Z11型

キューブ Z11型

11月

「インフィニティG35スポーツセダン(日本名スカイライン)/スポーツクーペ」が米国「モータートレンド」誌カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

12月

2003年

2004年

1月
2月
3月

アライアンス・ビジョン-目指すべき姿を発表

4月

2003年度の連結営業利益が過去最高となる8,249億円、売上高営業利益率は11.1%に達する

5月

韓国日産、インフィニティ導入戦略を発表

東風汽車有限公司、広州市花都区の乗用車生産工場の操業を開始

6月

2010年までに新たに世界本社、日本事業関連の主要機能を横浜市に移転

エジプトでの新事業計画を発表

2010年までに新たに世界本社、日本事業関連の主要機能を横浜市に移転
7月

自動車シュレッダーダスト等の3品目に関するリサイクル料金を公表

8月
9月

ティーダ C11型

ムラーノ Z50型

今年度の国内販売モデル6車種を一斉に披露

ティーダ C11型

ティーダ C11型

10月
11月

「カルソニックIMPUL Z」がZで堂々の初優勝「ザナヴィ ニスモZ」の本山/ライアンがシリーズチャンピオンに決定

12月
ラフェスタ B30型

ラフェスタ B30型

2005年

2006年

1月
2月
モコ SA1型

モコ SA1型

3月
4月

欧州全域へのインフィニティブランド展開を発表

5月
6月

グローバル生産累計台数1億台突破

7月
8月

世界初:水素フリーDLCコーティングを採用

9月

キャシュカイ(日本名:デュアリス)

日産ディーゼルの保有全株式をボルボに売却

10月

オッティ H92型

オッティ H92型

オッティ H92型

11月

スカイライン V36型 発売

↳ 世界初:「4輪アクティブステア(4WAS)」を搭載

スカイライン V36型

スカイライン V36型

12月

2007年

1月

アトラス H43型

ピノ TA0型

ピノ TA0型

ピノ TA0型

2月
3月

環境性能と動力性能を飛躍的に向上させる「VVEL(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)」をグローバルに投入開始

環境性能と動力性能を飛躍的に向上させる「VVEL(バルブ作動角・リフト量連続可変システム)」をグローバルに投入開始
4月
5月
6月

アトラス F24型

7月
8月

エクストレイル T31型

9月
10月

エルグランド

自車両を上方から俯瞰したような映像を表示する世界初のアラウンドビューモニターを搭載

ピボ2

11月
12月

GT-R R35型 発売

↳ 世界初:独立型トランスアクスル4WDを採用

フーガ Y50型 発売

↳ 世界初:「インテリジェントペダル(ディスタンスコントロールアシスト)」を搭載

GT-R R35型

GT-R R35型

2008年

1月
2月

ルノーとチェンナイ(インド)における共同生産事業を発表

3月
4月

「ティーダ」の世界販売台数が100万台達成

「日産先進技術開発センター」がCASBEE最高ランクの認証を取得

5月

新中期経営計画「日産GT2012」を発表

6月

ティアナ J32型

ティアナ J32型

ティアナ J32型

7月

自動車業界で初めて「エコ・ファースト企業」認定を取得

8月
9月

ムラーノ Z51型

日本の排出ガス規制「ポスト新長期規制」に適合したクリーンディーゼル「X-TRAIL20GT」を発表

塗装工場からの環境負荷を半減する塗装技術を開発

日産フィナンシャルサービスとレンタカー新会社を設立

中期品質向上プログラム「クオリティ・リーダーシップ」を発表

ムラーノ Z51型

ムラーノ Z51型

10月
11月
12月

フェアレディZ Z34型 発売

↳ 世界初:シンクロレブコントロール付6速マニュアルトランスミッションを採用

フェアレディZ Z34型

フェアレディZ Z34型

2009年

1月
2月
3月
4月
5月

NV200バネット M20型

NV200バネット M20型

NV200バネット M20型

6月

ロシア サンクトペテルブルグの新工場で車両生産を開始

7月

スカイライン クロスオーバー J50型

ガソリンエンジンの燃費を向上する技術「デュアルインジェクター」を開発

スカイライン クロスオーバー J50型

スカイライン クロスオーバー J50型

8月
9月
10月

フェアレディZ ロードスター Z34型

フェアレディZ ロードスター Z34型

フェアレディZ ロードスター Z34型

11月
12月