2010年代

2010年代

日産リーフ ZE0型

2015年に温室効果ガス削減に向けたパリ協定が採択されるなど、気候変動に対する世界的な関心の中で、自動車の環境性能向上への取り組みが一段と進みました。また、安全性能への関心にも拍車がかかり、自動運転技術が飛躍的に向上する中で、従来の自動車メーカー以外の企業による業界参入も相次ぎ、大きな変革の時を迎えます。
こうした時代背景の中、「ゼロ・エミッションリーダーシップ」を掲げる日産は電動車の普及を牽引すべく、グローバル市場へ向けた商品としては世界初となる量産型EV「日産リーフ」(ZE0型)を2010年に発売します。11年には「日産リーフ」の駆動用バッテリーから一般住宅へ電力供給するシステム(LEAF to Home)を公開し、走行可能なエネルギー源としてのEV活用方法を提案しました。2017年にはフルモデルチェンジしてZE1型に進化し、航続距離を伸ばすなど、お客さまにさらなる利便性を提供しました。
2016年には、電動パワートレインならではの、スムーズでダイレクトな「電気の走りの面白さ」をより多くのお客さまに拡げるため、エンジンで発電してモーターで走行する「e-POWER」技術を搭載した「ノート e-POWER」(E12型)を発売。18年の車名別国内販売ランキングで1位を獲得するほどの大ヒットになりました。
一方、2016年には高速道路の単一車線での運転支援技術「プロパイロット」を発表し、「セレナ」(C27型)に搭載しました。これは、日産車がかかわる交通事故の死者数を実質ゼロにする「ゼロ・フェイタリティ」への取り組みの一環でもあります。

2010年

1月
2月
3月

タイにて新型グローバルコンパクトカー「マ-チ」の生産開始

4月

ルノー・日産アライアンスとダイムラーAG、戦略的協力を発表

5月

新型「マイクラ」の生産をインド、チェンナイ工場で開始

6月
ジューク F15型

ジューク F15型

7月

マーチ K13型

マーチ K13型

マーチ K13型

8月

エルグランド E52型 発売

↳ 世界初の「ワンタッチオートスライドドア」を採用

エルグランド E52型

エルグランド E52型

9月

東風日産、自主ブランド「ヴェヌーシア」を発表

中国における生産能力を拡大、鄭州第二工場完成

日産自動車と住友商事、「4R」事業推進に向けて合弁調査会社を設立

10月
フーガ ハイブリッド HY51型

フーガ ハイブリッド HY51型

11月
12月
日産リーフ ZE0型

日産リーフ ZE0型

2011年

1月

米国に「NV3500」を投入し小型商用車(LCV)市場に参入

2月

モコ

モコ

モコ

3月

東日本大震災の影響から国内の生産工場で操業を停止。4月中旬より順次稼働再開

4月

「日産リーフ」がワールド・カー・オブ・ザ・イヤー2011を受賞

5月

「NV200」が米国ニューヨーク市の次世代タクシーに選定

6月
7月
8月

「日産リーフ」の駆動用バッテリーから一般住宅へ電力供給するシステムを公開

9月
10月

日産自動車九州株式会社設立

2014年にリオデジャネイロに新工場建設を発表、ブラジルにおける包括的戦略を開始

中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム2016」を発表

11月

インフィニティJX L50型 発売

↳ 世界初の「バックアップ・コリジョン・インターベンション・システム」を搭載

FIA GT1世界選手権でNissan GT-R(R35)がドライバータイトル獲得

12月

愛知機械工業株式会社を完全子会社化

「日産リーフ」、2011-2012日本自動車殿堂カーオブザイヤー、2011-2012日本自動車殿堂カーデザインオブザイヤーと2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞

2012年

1月
2月
3月
4月

日産学園とKONDO レーシングは2012年スーパー耐久シリーズに参戦

5月
6月
7月
8月
9月

ノート E12型

ノート E12型

ノート E12型

10月

ラティオ N17型

ラティオ N17型

ラティオ N17型

11月
12月

シルフィ B17型

シルフィ B17型

シルフィ B17型

2013年

1月

インフィニティQ50 V37型 発売

↳ 世界初:「ダイレクト・アダプティブ・ステアリング」と「アクティブ・レーン・コントロール」を搭載

ダイムラーとルノー・日産アライアンス、フォードと燃料電池車技術の商品化を加速させるための合意書に調印

2月

ルノー・日産アライアンス、アメリカ・シリコンバレーに研究拠点を開設

3月
4月
5月
6月

デイズ B21W型

三菱自動車とNMKV、協業による新型軽自動車「デイズ」を発表

デイズ B21W型

デイズ B21W型

7月

インドにて新型ダットサン「GO」をお披露目

8月

自動運転の取り組みを発表

9月

インドネシアにて新型ダットサン「GO+」を初公開

エクストレイル T32型 発売

↳ 世界初:「アクティブ・ライド・コントロール」と「アクティブ・エンジン・ブレーキ」を搭載

日産自動車とタンチョンモーター、ミャンマーにおける自動車生産について発表

10月

電力駆動レーシングカー「Nissan ZEOD RC」を日本初公開

11月

スカイライン V37型 発売

↳ 世界初となる1.2GPa高成形性超高張力鋼板を採用

メキシコ アグアスカリエンテスにて新工場を稼働

12月

NV100クリッパー DR64V型

NT100クリッパー DR16T型

NV100クリッパー リオ DR64W型

エクストレイル T32型

メキシコ日産自動車、創立80周年

NV100クリッパー DR64V型

NV100クリッパー DR64V型

2014年

1月
2月

ティアナ L33型

デイズ ルークス B21A型

スカイライン V37型

日産とブータン王国、画期的な国家EV戦略において協力

ティアナ L33型

ティアナ L33型

3月
4月

ルノー・日産アライアンス、4つの機能(研究・開発、生産技術・物流、購買、人事)を統合

ダットサン「on(オン)-DO(ドー)」をロシアへ投入

ブラジルに自動車工場を開設(ブラジル・レセンデ)

ナイジェリアで大手自動車メーカーとして初めて自動車生産を開始

5月

スペイン・バルセロナ工場で、「e-NV200」の生産を開始

6月

e-NV200 ME0型

ダットサン、南アフリカへの投入を発表

新型「NP300ナバラ」を世界初公開

デカードパワートレイン工場で、インフィニティ「Q50」とメルセデスベンツ「Cクラス」の2.0リッターターボエンジンの組立開始

ルノー・日産アライアンスとダイムラー、メキシコ新工場で協業を拡大

e-NV200 ME0型

e-NV200 ME0型

7月

エクストレイル T32型

日産とシティフットボール グループ グローバルサッカーパートナーシップを締結

8月
9月
10月
11月
12月

2015年

2016年

2017年

2018年

2019年

1月

CESで「Invisible-to-Visible」技術を発表

2月

ハスナウイ・グループと、アルジェリアに新工場設立

インドで新型「キックス」の生産を開始

3月

デイズ AA1型

NTTドコモと「Invisible-to-Visible」技術の5G走行実証実験を開始

デイズ AA1型

デイズ AA1型

4月

アライアンス、中国に共同研究開発拠点を設立し、ニューモビリティ向けの技術開発を加速

5月

フェアレディZ、50周年記念車公開

6月

ルノー、日産自動車、テルアビブに「アライアンス イノベーション ラボ」の新施設を開設

7月
8月
9月
10月

ボディパネルの少量生産に対応した技術「対向式ダイレス成形」を実用化

東京モーターショーにて「ニッサン アリア コンセプト」と「ニッサン IMk」を初披露

11月

「日産デイズ」が2020年次「RJCカー オブ ザ イヤー」を受賞、あわせて「プロパイロット 2.0」が「RJCテクノロジー オブ ザ イヤー」を受賞

次世代のクルマづくりコンセプト「ニッサン インテリジェント ファクトリー」を発表

12月

2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、「日産デイズ」が「スモールモビリティ部門賞」を受賞、あわせて「スカイライン」が「イノベーション部門賞」を受賞