自然災害への取り組み

日産は、世界各地で発生した自然災害の被災地に対して、義援金の寄付や製品・サービスの提供、社員によるボランティア活動などの支援を行っています。

災害支援

東日本大震災への対応(日本)

被災地の今を知る従業員向け情報発信

日産は、2011年の東日本震災発生直後からさまざまな支援を行い、従業員による復興支援活動を継続しています。2019年度までは、福島県双葉郡などを訪問し、復興活動に取り組むNPO団体と協力し、防災緑地でのボランティア活動や町内視察を実施してきました。浪江町の現状と再生の様子を社内向けに発信するなど、風化させることがないよう被災地の現状や課題の理解の促進を続けています。

日産スマイルサポート基金

日産は、被災地の子どもたちが笑顔を取り戻すことを目指して2011年に「日産スマイルサポート基金」を設立しました。遊びや自然体験を中心としたプログラムに加え、フリースクールや居場所づくり事業、地域への理解や愛着を深める学びの場の提供など、年月とともに変化する被災地の課題に即した活動を支援しています。2020年は岩手、宮城、福島で独自に活動している10のNPO団体のプログラムを支援しました。2021年1月からは、原発事故の影響により長期的避難を余儀なくされ、複雑な課題を抱える子どもたちを支援するため、活動対象を福島県に絞り、同県で事業を展開するNPO団体への支援を行っています。