異文化コラボレーション

サラバナン メイヤパン(サプライヤーアカウントマネージャー)

サプライヤーアカウントマネージャーのサラバナン メイヤパンは、2015年に日本へ赴任し、チームのマネジメントを行っています。海外で働くことで自身の強みを伸ばし、それを活かしてチーム内の信頼関係を築くことができました。彼は日産の多様な文化や、アジア全域のサプライヤーとの協働から生まれる成長を楽しんでいます。
サラバナン メイヤパン

大学で物理学と樹脂工学を学んだサラバナンは、1996年にインドの自動車サプライヤー2社に入社。その後、2008年に日産・ルノーがインドに進出した際に購買部に入り、2015年に日本へ赴任しました。

彼は、日本のサプライヤーアカウントマネージャーとしてチーム内で唯一のインド人です。アシスタントマネージャーもバイヤーも全員日本人。最初は戸惑いもありましたが、このポジションに就いたことで自信をつけていきました。当時を振り返り、彼はこう言います。「時間はかかっても、忍耐強く経験を積み、学ぶ。その繰り返しです」

彼のチームは、日本、中国、インド、タイといったアジア地域向けに、安全関連部品を含む内装部品の調達を統括する役割を担っています。このサプライヤーの多様化に求められるのは、異なる文化や習慣を知ること。そして彼には、そういったサプライヤーからの信頼を得るという使命も課せられています。彼曰く、それは「異文化コミュニケーションに欠かせないポイント」であり、さらにそれは「マネジメントも同じ」だそうです。

サラバナンは日産で、さまざまなバックグラウンドを持つ世界中の人々と協力することを学びました。彼は「日産ではこれが自然な環境です。したがって、ここでは多様性が当たり前で、特に意識することはありません」と言います。彼は、協力することの重要性を信じていて、日産では、そこから生まれる良い結果を実感しています。