販売店での削減

販売会社での取り組み

日産は、日本の販売会社において、CO2マネジメントを推進し、CO2排出量を全体で毎年1%削減(床面積当たり)することを目指しています。
多くの店舗で高効率空調や断熱フィルム、天井ファン、LED照明などを採用しているほか、店舗によって建て替え時に日中の太陽光を取り込む照明システムや断熱材を取り入れた屋根を採用するなど、省エネルギー活動を継続的に進めています。このほか、また環境負荷の少ない電力の調達に関しては、日産PPSだけでなくほかのPPSからの供給拡大も推進しています。
また、2000年4月、ISO14001認証に基づいた日産独自の環境マネジメントシステム「日産グリーンショップ」認定制度を導入しました。この制度では、すべての販売会社が日産の環境基準を満たし、1年ごとの「定期審査」を受けることが求められます。

神奈川日産自動車(株)の一部の販売店の屋根に設置した太陽光パネル。
得られた電力を日産PPSとして調達し販売店に供給しています。

環境負荷を削減する店舗づくり - 再生可能エネルギーの導入

2011年5月、千葉日産自動車株式会社北習志野店は、老朽化に伴う店舗建て替えの際に発電能力約10kWの太陽光パネルを設置し、発電した電力の店舗内での使用を開始しました。同時に発電量を管理するモニターも店舗内に導入しました。このモニターは、太陽光パネルによる発電の仕組みやタイムリーな発電量が表示され、来店するお客さまにもわかりやすいと好評をいただいています。また社内でも電気代が前年比約12%削減でき、社員の節電意識向上にも役立っています。

このほかにも、群馬日産自動車株式会社の館林店などで、太陽光パネルを設置しています。

環境負荷を削減する店舗づくり - 太陽光照明システムの導入

群馬日産自動車株式会社では、店舗建替えを機に太陽光照明システムの導入を進めています。これは屋根の上に取り付けたドーム型の採光レンズ10個が太陽光をまんべんなく採り込み、プリズム反射させながら室内に光を届け拡散させるもので、晴天の日中に使えばこの時間の照明のためのエネルギー消費をゼロにすることが可能となります。

群馬日産ではこのほかに、断熱材入り二重屋根などを採用するなど、環境配慮店舗づくりを推進しています。