DEIを推進する企業文化の醸成

公平でインクルーシブな環境作り

日産は、100を超える国籍の従業員に恵まれたグローバルな職場であり、お互いの違いをより理解するために多くの機会を提供しています。さまざまな対話の場を設け、従業員の声に耳を傾けて認識し、自由に気兼ねなくコミュニケーションが行える環境を作ることで、よりインクルーシブな企業文化の醸成を目指しています。

一人ひとりの考えを尊重する

チームの誰もが受け入れられ、尊重され、認められていると感じられる環境作りに向け、それぞれが公私ともに成長できる機会を提供することを目指しています。

相互理解を深めるための取り組み

相互理解を深めるための取り組み

公平とは、個々人の置かれている状況の違いを認識して、それぞれに適したものや機会を得ること、提供することです。こうした考えへの理解を深めるために、DEIをテーマとした様々な研修を導入しています。

  • アンコンシャス・バイアス (無意識の偏見)研修
  • ジェンダー・ダイバーシティ研修
  • LGBTQ+研修
  • 育児や介護と仕事の両立に関する研修

オープンなコミュニケーション

オープンなコミュニケーション

日産では、社内の役職や年次を超えて一体感を感じられるような、オープンなコミュニケーションを大切にしています。誰もが自身のアイデアを共有でき、違いを尊重し、ユニークな視点を取り入れられるよう、様々な対話の場を提供しています。
  • タウンホールミーティング(対話集会)や座談会
  • リーダー層とのトークセッション
  • ワークショップや意見交換会
  • 従業員向けセミナーやイントラネット、ニュースレター

インクルーシブなリーダーシップの実践

インクルーシブなリーダーシップの実践

インクルーシブな企業文化を醸成していくためには、一貫性と熱意をもったリーダーシップが不可欠です。リーダーが多様な人財をマネジメントし、チームメンバーが意欲と働きがいを感じられる職場環境を率先して作れるよう、リーダーの能力開発および向上支援に努めています。

研修プログラムの内容 :

  • 役員向けワークショップ
  • ダイバーシティマネジメント研修

DEIの取り組みを推進

DEIの取り組みを推進

DEIの基本理念はグローバル共通ですが、そのアプローチは地域によって異なります。よって、地域ごとの背景や受け止め方などの特徴を考慮にいれ、取り組みをその地域に最も適したものにしていくことが不可欠です。日産は、企業文化をさらに変革していくための取り組みの一環として、人事、広報、グローバルおよび各地域のDEIカウンシルなどの各機能が協業してDEIを推進する部門地域横断チームを設立しました。既存のDEIの取り組みを強化すると共に、さらなる施策を推進しています。