フォーミュラEはパワーをむだなく使えるように、うしろのタイヤが大きく、太くなっているよ。リーフの幅はばとは110mmもちがう。なぜかというとリーフの場合ばあいは大きなパワーは必要ひつようないから。タイヤと道路どうろがちょうどよく接するバランスを考かんがえた幅になっているんだよ。

ステアリング（普通のクルマはハンドルって言うよね）のカタチがちがうよ。リーフは丸いよね。これはカーブを大きく曲まがる時などにそうさしやすくするためなんだ。丸ければ、クルクルとスムーズに回せるからね。でもフォーミュラEは大きく曲がることはなく、右手と左手でにぎるところを変える必要ひつようがないんだ。真ん中に画面がめんがあって、そこにいろいろな情報じょうほうがうつしだされるのもレース用ならではの特徴とくちょうだ。

フォーミュラEには飛行機ひこうきのような大きなリアウイングがついていて、それが空気くうきの力を受うけてクルマを道路どうろに押おさえつけることで速はやく走ることができるんだ。リーフのリアウイングも空気を味方みかたにするのは同じだけど、フォーミュラEのような速さで走る必要ひつようはないから小さなウイングなんだよ。

クルマのうしろを見るという目的もくてきは同じ。リーフは安全あんぜんに運転うんてんすることが目的だけど、フォーミュラEはうしろを走っているライバルの動きをチェックして、抜かれないようにするために見る目的もあるんだ。

リーフのシートはドライブ中も快適かいてきに座すわっていられるようなクッションで、すわり心地ごこちがいいんだ。フォーミュラEは少しでも速はやく走るためにクッションもはずしてクルマを軽くしている。でも、ドライバーごとにカラダのカタチに合わせて作るから、ピッタリとフィットしているよ。