モーター磁石温度モニタリング技術

キーワード

  • 永久磁石モーター
  • 磁石温度
  • レアアース削減
  • 永久減磁
  • 温度推定
特徴

温度の変化に応じて電流を調整し、高温時のトルク低下を防ぐ。

  • ● オンボードでリアルタイムかつ高精度に磁石温度の予測が可能
  • ● モーター耐熱グレードダウンによるモーターのコスト削減が可能

技術概要

永久磁石モーターに流れる電流のインピーダンス(電圧と電流の比)から磁石温度を推定するプログラム。ステータコイル端子に備わっている電流センサーから検出し、算出するため追加ハードウエアなしに、モーターECU上で動くプログラムのみで動作が可能。

技術名称 モーター磁石温度モニタリング技術
概要 高周波インピーダンスを使用し、磁石の温度変化を推定する技術
効果
  • ・モーター耐熱グレードダウンによる原価低減
  • ・リアルタイムモニタリングによるフェールセーフ
採用実績 なし
提供ライセンス 特許、ノウハウ、磁石温度推定するテーブルに関するノウハウ
ライセンスを
お薦めする企業
① モーターECUを開発しているメーカー
② 信頼性の高いモーターを使用する製品設備等を開発・製造しているメーカー
その他
コメント

技術開発の背景として、磁石温度が上がると磁力が下がり、モーターのトルクが下がる。磁石温度を把握し、高温下で過剰な逆磁界を磁石にかけぬようにモーターを運転させることが必要となる。しかし、モーター内の磁石はローター内に埋め込まれているため、直接の温度計測が困難で、磁石温度の推定技術が求められてきた。