導電性高分子繊維

キーワード

  • 導電性高分子
  • PEDOT-PSS
  • ヒーター
  • ウエアラブル
  • 生体センサー
特徴

導電部分の断面積が大きく、導電率が高い高分子繊維。金属コーティングされた従来の導電繊維に対し、柔軟かつ軽量であり、耐摩耗性、対洗濯性等耐久性にも優れる

通常繊維との混紡も可能で、人体に近い部分での使用が可能。金属アレルギーの心配もなし。

技術概要

導電性高分子物質のPEDOT-PSSそのものを繊維化することに成功した技術。
また同じ導電性高分子物質を天然繊維の外側にコーティングする他社技術に対して、断面積が大きいことで導電性に優れることにより、シートヒーターなどに最適な導電率を確保。
またPPなどで表面をコーティングできることで耐摩耗性や耐洗濯性など、耐久性にもさらに優れた特性。
繊維そのものの特性として、ポリエステルやナイロンに近い特性を持つため、これら一般的な合成繊維との混紡も可能。

技術名称 導電性高分子繊維
概要 繊維自体に導電性を持たせた高分子繊維
効果 繊維自体に導電性能を持つため、ヒーター用途や生体センサーなどに活用可能
採用実績 未採用
提供ライセンス 特許及び実験データ、溶液・紡糸操作・後処理に関わる各種パラメータ、報告書等のノウハウ
ライセンスを
お薦めする企業

Licensing(繊維素材そのものの製造、販売権のライセンス)
・合成繊維の開発、製造経験がある企業
・自社で大量の機能性繊維を必要とする企業

Products(繊維素材を活用した用途開発)
・応用を計画する分野の製品開発/製造の経験がある
・自社で応用の為の技術開発を実施できる

その他
コメント

非常に導電性の高い繊維であり、耐久性にも優れているため、ヒーターや生体センサー以外の用途・製品への展開も期待大。量産に向けた研究開発を行なう企業や大学のご紹介も可能。