カーデザインってどんなお仕事?
ひとくちにクルマのデザインといっても、実はいろんな仕事があるんだ。外側のデザイン、室内のデザイン、部品やグラフィックのデザイン、色や素材のデザイン、品質をよく見せるデザイン。それ以外にもデザイナーが描いたスケッチをもとに立体的なモデルを作るモデラーっていう仕事もあるんだ。いろいろなプロが力を合わせることで、ひとつのクルマのデザインができあがっていくんだよ。
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エクステリアデザイナー
エクステリアデザイナーとはクルマの外側のデザインする人のこと。クルマが止まっていたら、一番はじめに外側を見るよね。第一印象を決めるからとても大事な仕事なんだ。昔は紙とペンを使って手描きでデザインをしたけど、今はコンピューターを使うから短い時間でたくさんのアイデアを描けるんだ。
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インテリアデザイナー
インテリアデザイナーとはクルマの室内をデザインする人のこと。楽しく運転できたり、乗っていて気持ちいいと感じる室内をデザインしているんだ。たからインテリアデザイナーはクルマ以外の色々なものを見て、ヒントをみつけたりするんだよ。
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カラーデザイナー
カラーデザイナーは、どんな色にすればクルマがかっこう良く見えるか、室内に使う色や布はどんなもを選べばいいのかを考える仕事をしているんだ。 エクステリアやインテリアのデザイナーと相談しながら、クルマをもっと魅力的にするのがカラーデザインなんだ。
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デジタルモデラー
デザイナーが描いたスケッチをコンピューターを使って立体的に見えるようにするのがデジタルモデラーの仕事。コンピューターの画面の中で、いろんな角度からカタチをみて、デザインのチェックをするんだ。光がクルマにあたったときにどんな風に反射するのかまで分かっちゃうんだよ。
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クレイモデラー
ピューターで作ったデータをもとに、粘土で実物と同じサイズのモデルを作るのがクレイモデラー。デザイナーと相談しながら、デザインの細かい部分まで仕上げていくんだ。魅力的なデザインを作るためには、やはり人間の手や目の感覚が必要なんだよ。
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その他のデザイナー
この他にも、メーターのデザインやカーナビの画面のデザイン、部品やカーバッジなどをデザインするデザイナーもいるよ。クルマを見たり、乗ったり、触ったときに、どうなっていれば気持ちいいかという感覚を考えるデザイナーもいるんだよ。