• 玉浦賢二
  • V-up

2020年3月16日

模型作りとコンサルティング

戦艦大和、機関車と線路、高級スポーツカー、…… 。
小さい頃に模型作りに夢中になっていた。
何日もかけて作り上げたドイツ製戦車のキャタピラーが、
モーターのスイッチを入れた瞬間、
動き出した感動を今でも忘れない。
組立図を睨みながら、一つひとつ部品を組み立てるのが
楽しくて仕方がなかった。

日産V-upのコンサルティングを始めて、7年目に入った。
今までに、さまざまなお客さまとご要望に接してきた。
ご要望に沿って研修や検討会のプロセスの組み立て(企画)を行うが、
これが楽しい。模型作りと同じ面白さを感じる。
研修や検討会のストーリーを組み立て、
V-upの考え方と手法をそこに嵌め込んでいく、
まさに、模型作りと同じだ。
模型作りでは最初から組立図があるが、
コンサルティングでは組立図も自分で作る分、面白さが倍加する。
そして、良い研修を提供できたとき、検討会で有効な結論が出たとき、
楽しさの延長に、大きな達成感を感じる。
さらに、研修内容や検討会での結論が実際の成果となったとき、
キャタピラーが動き出したときと同じ感動を覚える。

より多くのお客さまと、感動を共有することが、
コンサルタント冥利と思う。

模型作りの再開を考える昨今。